絶対に外せない橿原神宮見どころ6選!長寿や開運のご利益が抜群なワケ

奈良編
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親が高齢になってくると、いつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

「長生きはうれしいけれど、介護の心配もある・・。」

同時にこのような不安も出てくるでしょう。介護の不安を撥ねつけられるくらい、運や福も同時に招き入れられる場所があったら良いですよね。

今回は、「健康延寿」「開運招福」のご利益で有名な、奈良県橿原市にある橿原神宮かしはらじんぐうの見どころについて紹介します。

ご祭神である神武天皇は、日本建国という偉業を成し遂げた強運の持ち主であり、さらには127歳まで長生きした方です。

境内は豊かな自然や神聖な空気に包まれており、心身にも良い効果をもたらしてくれますよ。

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神武天皇はたしかに存在した 神話と伝承を訪ねて (産経NF文庫)

格式のある橿原神宮!由緒と境内の雰囲気

御祭神
神武天皇
媛蹈鞴五十鈴媛皇后ひめたたらいすずひめこうごう

御神徳(ご利益)
開運延寿(開運招福・健康延寿)

御由緒
天照大神あまてらすおおみかみは土地を治めるため、孫である瓊瓊杵尊ににぎのみことを地上に降らせました。御祭神である神武天皇は、瓊瓊杵尊から数えて四代目に当たる方です。

高千穂で政治を行っていましたが、やがて東遷の旅に出た神武天皇は、度重なる苦難を自身の強運で乗り越えます。
橿原の地に到達した後、第一天皇としてこの国を治めたのです。

明治時代に入り、地元民間有志が神社創建を請願。明治天皇のお力添えもあり、明治23年4月2日、橿原神宮が創建されます。

橿原神宮駅西口を出てまっすぐ歩くと、ひときわインパクトのある大きな第一鳥居が見えてきます。

巨大な鳥居をくぐると、そこに広がるのは古代の尊厳と高貴さが息づく境内です。

幅300mもある長い参道を進むにつれ、神々しい雰囲気に心が引き込まれるのを実感できます。参拝される方は、神社に向かって深く頭を下げ、神聖な場所への畏敬の念を抱いている様子でした。

右手に現れる南神門は、素木建(自然のままの状態の木材で造られている)で、八脚門と呼ばれています。

写真右は、荘厳な雰囲気の門に掛けられてあった、「紀元二千六百八十三年」の板。
私のような戦後生まれには実感がわきませんが、日本という国が持つ歴史の深さに改めて驚かされますね。

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自然と信仰が息づく境内の見どころ

崇高で力強いエネルギーを感じる内拝殿と外拝殿

内拝殿と外拝殿は、昭和14年(1939)に建造。左右に廻廊があって前方へ外院斎庭を囲んでおり、外側に外拝殿を置いています。二重拝殿型と呼ばれるものです。

神社の拝殿といえば、一般的には穏やかで心地の良い場所を想像されるでしょう。

橿原神宮の場合、それに加えて凛とした空気に包まれており、身が引き締まるような適度な緊張を感じられます。重厚で格式高い佇まいが、そう思わせたのかもしれません。

私は、拝殿の向こうから感じる神気に恐れ多さを覚え、自然に背筋がまっすぐになり手を合わせたくなりました。

崇高で力強い神武天皇のエネルギーとご利益を頂きたい人におすすめの場所です。

外院斎庭側からみた外拝殿

ちなみに初詣シーズンのみ、内拝殿前まで行っていつもよりも近くで神様に参拝できます。

天武天皇の御神徳を空間で表現した外院斎庭にも入れますが、内側から見るとあまりの広さに驚きを隠せません。

人々を見守る神秘的な畝傍山

外拝殿と内拝殿の右側に、威厳を持ってそびえ立っている畝傍山もおすすめの見どころです。

標高199.2m。香具山や耳成山とともに大和三山の一つとされており、古くから人々に親しまれてきました。

そのお姿はまるで橿原神宮の本殿とともに、ときに優しく、ときには厳しいまなざしで人々を見守ってくれているかのように感じます。心を打たれたのはいうまでもありませんが、私は畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。

畝傍山周辺には、御祭神である神武天皇陵のほか、新沢千塚古墳群や倭彦命墓など数多くの古墳が造られています。

筆者
筆者

まさに、日本国始まりの歴史が色濃く残る地ですね。

音楽の教科書に出てくる有名なさざれ石

外拝殿の右側には、君が代の歌詞に出てくる有名な「さざれ石」が置いてあります。名前は知っているけれど、実際の石を見たという方は少ないのではないでしょうか。

さざれ石とは、小さな石の隙間に炭酸カルシウムなどが入り込んでそれぞれがくっつき、大きな塊となった状態です。
歌詞には、石が集まり全体を苔が覆うくらい国民が結束し、末永く平和に暮らせるような意味が込められています。

普段はめったに目にする機会のないものですので、ぜひともご覧になって学びを深めてみてください。
昔から知っている存在をいざ目の前にすると、じんわりと心に感動が広がりますよ。

さざれ石前にある美智子皇后陛下(当時)の御歌碑

私も何度も橿原神宮に足を運んでいますが、最初はその存在に気づきませんでした。それくらいわかりにくい場所にあるので、見落とさないよう気を付けてくださいね。

橿原神宮一のパワースポット!長山稲荷神社

御祭神
宇迦能御魂神うかのみたまのかみ
豊受気神とようけのかみ
大宮能売神おおみやのめのかみ

御神徳
開運厄除・五穀豊穣・商売繁盛

個人的に橿原神宮境内で一番のパワースポットだと感じるのが、長山稲荷神社です。

橿原神宮創建以前からこの地にお祀りされていた神様で、地元の人を始め多くの方から厚く信仰されてきました。
神宮本殿の格式高い雰囲気とはまるで違い、飛鳥時代にタイムスリップしたかのような古き良きお社があります。



お社に行くまでいくつもの朱色の鳥居が連なっており、京都にある伏見稲荷大社を連想させる造りです。

まるで深い森に迷い込んだかのような澄み切った空気に満ちており、心が穏やかになるのを実感できるでしょう。

地面いっぱいに広がるふわふわの苔も、より神秘的な雰囲気を醸し出してくれています。

個人的には不安や悩みがあるときに行くと、毎回慰めてくれるような気持ちになれるおすすめのお社です。

私は森を見上げると、まるで大きな存在の胎内にいるかのような安堵感に包まれます。あなたはどんな感情を抱くでしょうか。

心身のバランスが整う場所!?深田池

奈良時代には既に築造されていたと伝えられているため池です。遠くに葛城山と金剛山が望めるほか、池の上を優雅に鳥達が羽ばたいている姿にとても癒されます。

池畔にはベンチもありますのでゆっくりと休憩できますし、時々、亀や合鴨が餌をくれと集まってくる姿もかわいいですよ。

私の場合、この場所に来ると自律神経が整うような気がしています。あれこれ一人で考えて悩んでも、雄大な自然を眺めると「まあいっか」と思えるような池です。

地元のご老人らしき方も散歩や休憩されたりしています。健康づくりに良いかもしれませんね。

筆者
筆者

個人的に、美しく静謐な空間であるだけにもったいなく感じてしまったのが、落ち葉掃除をする機械音です。
広大な敷地ですので致し方ない部分もありますが、もっと静かな機械があればなと思いました。

いずれにせよ、きれいにしてくださる神社の方々には感謝したいですね。

ちなみに葛城山と金剛山の絶景をより広範囲で楽しみたいなら、大神神社の展望台もおすすめです。

美しい庭園と建物に感動!文華殿

文華殿は元々、柳本藩の陣屋御殿として建築されたもので、橿原神宮には大書院及び玄関が移築されました。昭和42年(1967)に重要文化財に指定。

現在は保存修復工事中(令和7年まで)で、残念ながら中に入ることはできません。

以前、琴の演奏会の際に訪れましたが、美しい庭園と立派な玄関、格調高い建物に感動しました。

演奏会の様子

格式ある建造物にもかかわらず、なぜか私のような者が存在しても場違いであるとは感じませんでした。むしろこうした場所にふさわしい人になれたらと思うくらい、強い憧れを抱いた覚えがあります。

再公開された際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

限定版も!橿原神宮の御朱印

橿原神宮の通常の御朱印です。判子のみの、シンプルなデザインとなっています。初穂料は500円。

こちらは期間限定で、頭椎大刀かぶつちのたちと呼ばれる御朱印です。(写真左)

宝物館特別展に合わせて授与され、天武天皇ゆかりの刀・頭椎大刀が描かれています。

初穂料は1,000円で書き置きのみ対応。販売期間は、令和5年11月3日〜令和6年5月12日までです。

このほかにも、時期によって期間限定の御朱印が授与される場合があります。


最後は、長山稲荷神社の御朱印です。神宮と同じく非常にシンプルなデザインとなっており、長山稲荷神社の授与所でいただけます。

このサイトに挙げている御朱印は、あくまでも一例です。
御朱印は更新される可能性もあるため、参考程度に捉えていただけると幸いです。

見どころいっぱい!その他の境内の様子

祭典の際に神前に供えるお米を作っている神饌田です。

偶然にも近鉄電車とのコラボ写真が取れました。

まとめ

奈良県橿原市にある、橿原神宮について紹介しました。

橿原神宮は、自然と神聖なパワーが融合したような場所であり、壮大で荘厳な雰囲気に包まれています。美しい池や山々など、神聖な空気はあなたを優しく包み込み、心身共に安らぎをもたらしてくれるでしょう。

そのような場所に行くと、ご利益を頂こうという気持ちの前に自然に感謝の気持ちがわいてきます。そんな心の状態が、健康長寿や開運招福のご利益を引き寄せるかもしれません。

あなたも始まりの地で、日本の心に触れてみませんか。

祭典内容
紀元祭毎年2月11日(建国記念日)に執り行われる、最も重要な例祭です。
神武天皇祭神武天皇が崩御された4月3日に行われる祭典。
新嘗祭11月23日に斎行され、新穀を神様にお供えし五穀豊穣をお祝いします。

橿原神宮

〒634-8550 奈良県橿原市久米町934
TEL:0744-22-3271 FAX:0744-24-7720
ホームページ:https://kashiharajingu.or.jp/

参拝時間
令和5年8・9月 開門:午前6時 / 閉門:午後6時
〈10・11月〉午前6時半/午後5時半
〈12・1月〉午前6時半/午後5時
〈 2・3 月〉午前6時半/午後5時半
〈 4 ・5月〉午前6時/午後6時
〈 4・5月〉午前5時半/午後6時

※祭典等により変更の場合あり
※12/31~1/7は別に定めます

駐車場:あり
大型車:2,000円 / 日 中型車:1,000円 / 日 普通車:500円 / 日

最寄り駅:橿原神宮前駅

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