大和神社の御朱印と気分が高揚する境内の見どころを紹介

奈良編
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第二次世界大戦中に活躍した、軍艦『戦艦大和』に祀られていた御分霊が、どこの神社のものかご存じでしょうか。
それは、奈良県天理市にある大和神社です。

広島県呉市にあるヤマトミュージアムは有名ですが、こちらをご存じの方は少ないかもしれません。

境内の凛とした雰囲気に、思わずヤマトの歌を口ずさんでしまうほど、気分が高揚する神社です。

今回は、そんな大和神社の御朱印と見どころについてご紹介します。



大和神社の力強い御朱印

御朱印がいただける受付

大和神社では、現在4種類の御朱印がいただけます。

まずは、神社の御祭神である大国魂大神の御朱印です。力強く大和神社と書かれています。

続いては、高龗神社(たかおおかみじんじゃ)の御朱印です。

御祭神は雨師大神で、天候や産業を司る神様となります。なんと読んだら良いのかわからないくらい、難しい漢字が印象的ですね(笑)

高龗神社

続いては、参道に鎮座している増御子神社の御朱印です。

猿田彦神・天鈿女命を御祭神とし、学業・心願成就のご利益があります。

増御子神社

 

最後は、歯定神社の御朱印です。御祭神は大己貴神(おおなむちのかみ)・少彦名神(すくなひこなのかみ)で、その名のとおり歯の神様といわれています。

このお社へは、大和神社を出て大神神社方面に30分ほど歩いた場所にあります。

ご希望の方は受付でお尋ねください。

大和神社について書かれたしおりもいただけます。御朱印帳に挟んで使うと便利ですね。

受付には、他にもさまざまな授与品が販売されています。おすすめは最強のパワーが込められた、かっこいい「最強お守り」です。

このお守りは何事にも打ち勝って、物事を成し遂げる祈願が込められています。



静寂に包まれた神社!大和神社の由緒や雰囲気

創建 第10代崇神天皇6年
祭神 大国魂大神おおくにたまのおおかみ 八千戈大神やちほこのおおかみ 御年大神みとしのおおかみ
ご利益 生育発展・健康増進・家門繁栄・交通安全

航海神の性格を持っており、交通安全や勝負運のご利益がある神社として、古くから崇められています。

奈良時代には航海の安全を願って、必ずここで祈祷してから遣唐使を派遣していた、歴史的にも重要な神社です。

戦艦大和の守護神に選ばれた理由もここにあり、伊藤艦長や乗組員もたびたび参拝してました。


静寂に包まれており、凛とした空気やパワーが流れている場所です。

戦艦大和ゆかりの見どころ

戦艦大和と同じ大きさ!神社の参道

神社を訪れたら、最初に見渡してほしい場所があります。それは、鳥居をくぐった後に続く長い参道です。

なんとこの参道の長さは、戦艦大和と同じ270m

実際に参道を歩くとお分かりいただけると思いますが、大和は相当大きい軍艦だったのでしょうね。

サイズまで大和神社を意識して造られていたとは驚きですね。

一体どれほどの想いで戦艦大和を造ったのでしょうか。言葉が見つかりませんね。

ひときわ存在感を放つ石碑と祖霊社


本殿より向かって右側には、戦艦大和ゆかりの神社と彫られた、ひときわ存在感を放つ石碑が建っています。
事前に何の知識を持っていなくても、この石碑をみただけで、「この神社は戦艦大和と繋がりがあるのか」とわかると思います。


石碑の左側には大国主神とその氏子、そして伊藤整一命外2736柱と護衛艦の方々を祀る祖霊社が鎮座しています。

祖霊者は奥まった場所にひっそり佇んでいるため、初めて参拝される方は見落とすかもしれません。お気をつけください。

必見!戦艦大和展示室


拝殿より向かって左側に、戦艦大和展示室があります。

中には戦艦大和が精密に再現されている模型が展示されており、プラモデルに興味のある方はたまらないかもしれません。このような展示物を見ていると、おのずと気持ちが昂ります。

展示室内で一番目を引くのは、戦艦大和の絵です。

浮沈船と呼ばれただけあって、勇ましい船体が描かれています。ただ、大和の最期を知っていると、どこか胸が締め付けられるような、悲しい気持ちにも・・。

歴史的価値のあるものが無料で見られるこの展示室は、本当に貴重です。

思わず敬礼したくなる場所であり、パワースポットなどと気軽に呼ぶには失礼すぎると感じてしまいました。

まとめ


奈良県天理市にある大和神社について紹介しました。

大和神社は神聖な雰囲気に包まれた、他にはない格好良さや凛々しさが感じられる空間です。


境内にいると、まるで歴史の舞台に一歩足を踏み込んだかのような不思議な気分になれ、興奮を覚えます。


歴史や戦艦大和が好きな方は、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。きっと御朱印を大切にしたくなりますよ。

大和神社

〒632-0057 奈良県天理市新泉町306
TEL:0743-66-0044
JR万葉まほろば線  長柄駅から徒歩約7分 駐車場あり
ホームページhttp://ooyamatohp.net

主な祭祀:奈良県無形民俗文化財 ちゃんちゃん祭り 毎年4月1日