【四條畷神社】地元民に愛される神社でご利益をいただこう

大阪編
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大阪府四條畷市にある四条畷神社。境内は地元の人々で賑わっており、多くの方に愛されている神社です。

御祭神・楠正行は四條畷の戦いに敗れた実在の人物であり、心願成就のご利益があります。

その他にも、楠正行の血縁関係者も祀られており、縁結びや合格祈願など、さまざまなご利益がある場所です。

今回はこの神社の魅力と、境内の様子についてご紹介いたします。

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四條畷神社の由緒と四條畷の戦い

計二十四柱が鎮座!四條畷神社の由緒

創建年 1889年(明治22年)
創建者 三牧文吾氏ら
御祀神 楠正行
配祀  楠 正時命、楠 正家命と同人子息、和田賢秀命、 和田新兵衛命、和田六兵衛命と同人子息二人、大塚惟久命、 畠山興三命、畠山文郎命、野田四郎命と同人子息二人、 金岸某命と同人舎弟、関住良圓命と同人子息、三輪西阿命と同人子息、 河邊石掬丸命、譽田某命、阿間了願命、青屋刑部命

ご利益
心願成就、縁結び、子宝、合格祈願など
歴史
四條畷の戦いに敗れた楠正行をお祀りするため、住吉平田神社の神主である三牧文吾氏らの願いによって、創建された神社です。
楠正行のほかに、四條畷の戦いで殉節された二十四柱を配祀としています。

知っておきたい!楠正行と四條畷の戦い

時は南北朝時代の1336年。南朝・後醍醐天皇に味方した正行の父・楠正成が北朝・足利尊氏と戦い、戦死しました。

その10年後に足利氏に戦いを挑んだのが、息子の正行と正時です。これが四條畷の戦いと呼ばれています。

僅か3千という兵士を率いた正行率いる南朝方に対し、足利氏の武将、高師直の兵力は6万もの大軍でした。

圧倒的な戦力を目の前にして総崩れとなった正行。最後には、弟の正時と共に自らの腹を掻っ切り、自害しました。

境内には死を覚悟した正成が、兵庫出兵に当たり、正行に最後の別れを告げる『桜井の別れ』を表した像があります。

天皇から賜った短刀を与え、我が子に意志を託す場面です。

当時弱冠11歳だった正行にとって、父が戦で死ぬと告げられるのは、どれほど辛いことだったでしょうか。

現代を生きる私たちには想像もつきませんね。

この『桜井の別れ』の像は、本殿に向かって右側にあります。左側にあるのは、正成の妻・久子が子の正行に再起を促すシーンの像です。

父の死を聞いて自決しようとした正行の心を、再び戦いへと奮い立たせる久子。やはり、いつの時代も「母は強し」ですね。



地元の人でいっぱい!拝殿と本殿

心願成就のパワースポットとしても人気のある、四條畷神社・本殿です。

この日はとても寒かったのですが、手を合わせると心の奥深くが温かくなるようでした。

大昔に亡くなった楠正行が、この土地と参拝者を守ってくれているんだなと思うと、感慨深いものがあります。

境内に止まっている車は、大阪ナンバーが多く、地元の人がたくさん来られている印象です。

皆さん手を合わせて静かに参拝されていました。

地元の人から信仰が厚く、愛されている神社なんだなというのがその光景を見ただけでわかり、心が穏やかになる場所でしたよ。

ご利益いっぱい!その他のお社と境内の様子

菅原道真公も鎮座!四條畷神社の境内のお社

御妣神社
御祀神 大楠公夫人
御鎮座 1925年(大正14年)10月5日
正行の母・久子を祀った神社です。本殿に向かって左側に鎮座しています。
正行を始め、兄弟を国家の中心として育てた久子。
子育て・安産のご利益があります。

楠天神社
御祀神 菅原道真
御鎮座 昭和38年9月25日
いわずと知れた、学問の神様です。
学業成就・合格祈願のご利益があります。

有源招魂社
御鎮座 平成19年4月7日
かつて、飯盛山の東峰にある有源山に成人教学研修所があり、そこには先哲先人の御霊が祀られていました。
その後、当社に社殿を奉建、新たに御鎮座したお社です。

境内からの眺めは最高!そのほかの見どころ

参道

参道にある急な階段は、野崎観音を思い起こさせてくれました。そういえば、地理的にも似たような場所ですね。

車の場合は上に駐車場がありますので、階段をスキップできます(笑)。

今にも飛びかかってきそうな勢いの狛犬たち。

女性の参拝者が思わず、「きれい~」とつぶやいていた手水舎です。華麗でとっても癒されますよ。

境内にある、休憩所です。

境内の展望台から見える絶景。大東市や四條畷の町が一望できる、おすすめのビュースポットです。

おすすめは青空御朱印!四條畷神社の授与品

四條畷神社で授与される御朱印を紹介します。

こちらは、1日に授与される特別御朱印で、初穂料は300円です。社紋である菊水紋が金色で捺印されています。

四條畷の戦いを連想させるような、かっこいい御朱印だなと感じたのは私だけでしょうか。

もう一つは、青空御朱印でこちらは初穂料、500円。飯盛山山麓にある、青々とした緑が印象的な境内を表現した御朱印ですね。社名ありとなしの2種類があります。

こちらは、四條畷神社オリジナルの御朱印帳で、一冊1500円です。御朱印を書いていただくこともできます(その際は、1800円です)。

そのほかにも、たくさんのお守り等がありました。

三角形の少し変わった建物が、社務所です。お守りや御朱印は、こちらの社務所で授与されています。

このサイトに挙げている御朱印は、あくまでも一例です。
御朱印は、更新される可能性があります。参考として閲覧いただければ幸いです。

まとめ

四條畷神社は、楠正行がこの地をいつまでも守ってくださっているかのように感じられる場所です。

そして、そんな楠正行らの想いに応えるかのように、地元の方々からの信仰も厚くて愛されています。

あなたもそんな楠正行の想いが溢れる四條畷神社に、ご利益を授かりにいってみませんか。

主な行事

2月12日例祭
4月5日春大祭
10月5日秋大祭

四條畷神社
住所 〒575-0021 大阪府四條畷市南野2丁目18-1
TEL (072) 876-0044
E-MAIL info@shijonawatejinja.or.jp
公式ホームページ https://www.shijonawatejinja.or.jp/
公式X(旧Twitter) https://twitter.com/nawatejinja

社務所・授与所時間 午前9時〜午後5時
御祈祷受付(予約不要) 午前9時30分〜午後4時
参拝可能時間 基本的に日の出~日の入り迄
参拝料 無料
駐車場 あり

電車でのアクセス
JR学研都市線「四条畷」駅下車 東に徒歩約20分
バスでのアクセス
近鉄バス「四條畷神社前」下車 東に徒歩約13分
京阪バス「四條畷神社」下車 東に徒歩約13分
自動車でのアクセス
第二京阪道路 寝屋川北IC 出口 約20分
第二京阪道路 寝屋川南IC出口 約15分
阪神高速13号東大阪線 水走 出口 約25分



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