飛鳥坐神社に漂うスピリチュアルなエネルギーを感じに行きませんか

奈良編
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奈良県に位置する明日香村といえば、石舞台古墳や飛鳥寺などがあり、村全体がパワースポットとして有名な場所です。

そんな明日香村で、参拝客が少ないながらも、より強力なエネルギーを感じるスピリチュアルスポットをご存じでしょうか。

それは、飛鳥坐あすかにいます神社です。飛鳥坐神社の境内には、神聖で不思議な空気が流れています。

境内全体を包み込こむスピリチュアルな雰囲気は、まるで飛鳥時代にタイムスリップしたような気持ちにさせてくれる場所です。

今回はおすすめの見どころと一緒に、境内の様子をご紹介します。

写真家・入江泰吉の万葉歌を紹介した文庫本です。美しい明日香村の花々や風景写真が一緒に記載されています。心が癒されるおすすめの本です。↓

入江泰吉 万葉花さんぽ(小学館文庫)

飛鳥坐神社の由緒やパワーを感じる境内の様子

創建年代 不明
御祭神 ・八重事代主命やえことしろぬしのみこと(別名:事代主神ことしろぬしのかみ)
    ・下照姫命したてるひめのみこと【御魂・加夜奈留美命かやなるみのみこと】(別名:飛鳥神奈備三日女神あすかのかんなびみひめのかみ)・・・事代主神の妹神
    ・高照光姫命たかてるひめのみこと
    ・建御名方命たけみなかたのみこと・・・大国主神《大神神社の御祭》の御子神
ご利益 子授け・縁結び・五穀豊穣・国家安泰など
歴史
大国主神の第一子である事代主神は、八百万の神々を天高市(現在の飛鳥)に集めて天に昇られた、統率神です。
出雲国造神賀詞いずものくにのみやつこのかんよごとの中で、加夜奈留美命の御霊が皇室に近い守り神として、神奈備に祀られているとの記述があります。

天長6年(829)に、高市郡賀美郷にある神奈備山より現在の地・鳥形山に遷座。
伊勢の地に鎮座されるまでの間、天照皇大神が鳥形山に一時的に祀られていたことから『元伊勢』とも呼ばれています。

また、宮司の家系の名字は飛鳥であり、初代は天事代主命から数えて七世に当たる方です。現在の宮司は、87代目に当たります。

スピリチュアルな空気が漂う境内

以前、村の方が「木々が鬱蒼と茂っていて、奥に進むのはちょっと怖い時もあるんですよね」と話していたのが印象的でした。

実際、奥の方に一人で行くと、最初は少し怖さを感じるかもしれません(笑)。

しかし、境内に滲む神聖な雰囲気に触れているうちに、不思議と怖さが薄れていくのです。

飛鳥時代の人々の信仰と思想を感じられる境内には、古代の趣ある雰囲気が漂っています。

画家で絵本作家の安野光雅氏による、明日香村の水彩画集。明日香村の原風景の美しさや自然の優しさが表現された一冊です↓

明日香村 単行本 安野 光雅 (著)

スピリチュアルな境内の見どころ

持ち上げられたら幸せになれる?!力石

境内入り口の階段を登ってすぐの場所にある不思議な石、「力石」。

男性は左手、女性は右手でこの石を持ち上げられると幸せが訪れるといわれている、パワーストーンです。

石そのものはそれほど大きくはないのですが、赤い囲いが格段に難易度を上げています(笑)

しゃがみ込んで持つだけでも大変だけれど、とにかく石が滑ってしまって思うように掴めません!

ただその分、持ち上げられた時の達成感はひとしおです。ぜひ、チャレンジして、幸せを掴んでくださいね。

奇祭・おんだ祭りの舞台!神楽殿

拝殿と向かい合うように建てられているのが、神楽殿です。ここは、全国的にも有名な奇祭・おんだ祭りが行われる場所でもあります。

おんだ祭りとは?
毎年2月、第一日曜日に行われ、子孫繁栄や五穀豊穣を祈るお祭りです。

天狗や翁のお面を被った演者が、田植えの式をする第一部。天狗とお多福が演ずる夫婦和合の儀式の第二部があります。
(性に関する儀式ですが、笑いが起こるほど観客には大ウケだとか笑)

歴史を感じさせる、趣のある佇まいが印象的です。

残念ながら、普段は神楽殿に昇れません。ただ、建物の窓からは、色鮮やかな美しい紅葉と昔ながらの田園風景が眺められます。

飛鳥時代の風景をそのまま見ているような感覚にさせてくれる、おすすめの見どころです。

スピリチュアルな空気が感じられる拝殿

厳かな雰囲気が漂っている本殿と拝殿は、近年、吉野にある丹生川上神社上社から移築されたもの。

境内の中でも、スピリチュアルな空気が感じられる場所の一つです。

心地よい明日香の風に吹かれながら、拝殿に手を合わせてみてください。心が安らぐのを実感できるのではないでしょうか。

祓串

古い時代から、神様はずっとこの場所で人々の暮らしを見守っていたんだなと思うと、感慨深いものがあります。

個人的に、神様がいらっしゃるなと感じ、呼んでいただいてありがとうございましたという気持ちになれる場所でした。

不思議なパワーストーン!むすひの神石

拝殿より向かって右側にある、むすひの神石(陰陽石)です。右側が男性器、左側が女性器を表しています。

子孫繁栄のお祭りがある神社らしい石ですね。

この世のすべてのものは、陰と陽で成り立っている陰陽論という考え方を、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

二つの相反するものを目の前にすると、確かに不思議と気持ちが落ち着きます。心身のバランスが整うといえばよいでしょうか。

明日香村には、このような不思議な石があちらこちらにゴロゴロしています。とてもスピリチュアルなパワーをいただけるむすひの石は、境内でも指折りの見どころです。

境内の神聖な空気も見どころ

木々が鬱蒼と茂る境内は、爽やかで清々しい空気に包まれています。深呼吸するだけでもとても気持ちよい環境です。

歴史の息吹が感じられる境内にいると、どこか懐かしい、柔らかい気持ちを呼び起こさせてくれます。

この心地よさは、単に物理的なものだけではなく、何か大きな神聖な存在に見守られている安心感から生まれているのかもしれません。

私の場合は、頭にあった悩みや不安が次第に消えていき、心地よい幸福感に包まれました。

神聖なエネルギーが強く感じられる境内で、あなたもぜひその魅力を体験してみてください。

その他の境内の様子やスピリチュアルな授与品

見どころいっぱいな境内

鳥居前にある飛鳥井と呼ばれる井戸。

催馬楽(平安時代に流行した歌謡)では、

「飛鳥井に 宿りはすべし (やおけ) 蔭もよし 御甕みもひも寒し 御秣みまくさもよし」と謡われています。

むすびの木

祓戸神社
御祭神 瀬織津比賣神・速開都比賣神・氣吹戸主神・速佐須良比賣神

八十萬神社

飛鳥山口神社
御祭神 大山都見乃神・久久乃知乃神・猿田彦乃神

中の社 八阪神社・金比羅神社
御祭神 素戔嗚尊・大物主神

白髭神社

奥の社 皇太神社・奥の大石
御祭神 天照皇大神・高皇産霊神

「みもろは 人の守る山 もとへは あしび花さき すゑべは 椿花さく うらぐはし山そ 泣く子守る山」 作者不詳

「大君は 神にしませば 赤駒の はらばふ田居を 都となしつ」 大伴御行

「齋串立て 神酒すえ奉る 神主部が うずの玉蔭 見ればともしも」 作者不詳

境内に至るところにある万葉歌碑。

万葉歌を読みながら散策すると、より万葉の時代に迷い込んだような気持ちになれます。

インパクト大!お守りと御朱印

お守りや御朱印は、鳥居横の社務所では対応していません。駐車場北の新社務所に移転しています。

新社務所

写真は、社務所で販売されているお守りやお札です。どれもスピリチュアルなパワーが籠っていそうに感じます。

特に異彩を放っていたのは、男性器をかたどったこちらの厄除けお守り、「珍々鈴」でしょう(笑)

左下の茶色いお守りが珍々鈴

さすがに持って歩くのは恥ずかしいですが、カバンの中や引き出しにこっそり入れておく分には問題ありませんね。

子孫繁栄のご利益がある神社らしいお守りに、思わず吹き出してしまいました(笑)

お守りは郵送での対応も可能とのことです。詳しくは、飛鳥坐神社のホームページをご覧ください。

こちらは飛鳥坐神社の御朱印です。元伊勢の文字が書かれてあります。

御朱印が古くて申し訳ありません。現在の御朱印は、右上の文字が『大和国 高市社』となっています

この他にも、おんだ祭の日には特別御朱印が授与される予定です。

まとめ

奈良県明日香村にある飛鳥坐神社をご紹介しました。

飛鳥坐神社は、まるで時が止まったかのような雰囲気が魅力的な場所です。

飛鳥時代の人々が信じたスピリチュアルなエネルギーが今も境内に残っている、密かなおすすめスポットといえるでしょう。

ぜひ、あなたも飛鳥坐神社に足を運んでみてはいかがでしょうか。

飛鳥坐神社
〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥708
Tel:0744-54-2071 受付時間:9時~17時
ホームページ:http://asukaniimasujinja.jp/index.html
Instagram:https://www.instagram.com/asukani_imasu_jinja/?hl=ja
参拝時間:境内自由
参拝料金:無料
駐車場:あり
最寄りバス停:飛鳥大仏前下車 徒歩5分



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